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 【ナタネ循環システム】

 菜の花プロジェクトに代表される、ナタネ油を食料や燃料として活用する「ナタネ循環システム」。

黄色いじゅうたん、緑の油田 ~ナタネ循環システムの夢~

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  春には菜の花の黄色いじゅうたん、そして再生可能な農産物がもたらす緑の油田。軽油などの化石燃料は、有限であるとともに地球温暖化の原因ともなって、他の資源への転換が必要です。

地球温暖化防止の優等生! CO2を増やさないBDF

 そこでBDFの登場です。植物油から作られるBDFは、植物が吸収したCO2を燃焼することで排出しますが、それをまた栽培した植物が吸収するというサイクルの中で排出カウント0となるカーボンニュートラルの考えのもと、軽油をBDFに転換することで、軽油が排出していたCO2を丸ごと削減できます。

ナタネの自給率、何とわずか1%にも届かず
                 ・・・だから廃食油がBDFの原料に

 唱歌おぼろ月夜で歌われた菜の花が彩る日本の原風景も今は昔、国内の食用油の約4割を占めるナタネ油の原料自給率はわずか1%にも満たず、ほとんどがカナダやオーストラリアなど海外からの輸入となっていて、しかも遺伝子組み換え化がどんどん進んでいます。有機溶剤で抽出される大豆油と違って物理的な圧搾で搾油できる油脂作物として優秀なナタネ。価格は少し高くても、遺伝子組み換えでない自給ナタネを広げ、使ったあとの油をBDFにすることは、健康にも環境にも良い取り組みです。

お問い合わせ・入会申込み

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特定非営利活動法人
 伊那谷菜の花楽舎
事務所

396-0212

長野県伊那市高遠町長藤8-3

BDF製造施設

399-4601

長野県上伊那郡箕輪町中箕輪10500-162

TEL : 0265‐70‐9608

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