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 主に、もとの油脂の種類、使い方がまちまちな廃食油から作られる日本のBDFは、品質に問題がありがちです。そこで伊那谷菜の花楽舎では、高品質の燃料作りをめざして、二段階アルカリ製法を取り入れました。エステル交換において、原料油の酸化に応じて触媒の水酸化ナトリウム、あるいは水酸化カリウムの量を変えなければなりませんが、滴定によってもなかなか適量を定めるのが難しく、課題になっているところです。そこで京都市バイオディーゼル燃料化事業を参考に、反応を2段階に分けて行うことでこの課題を克服しました。

二段階アルカリ製法 ~廃食油からでも高品質の燃料を~

伊那谷菜の花楽舎が導入したBDF製造装置の概要
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・200リットルのステンレス製タンク6個をパイプラインでつないだもの。触媒混合装置、余剰アルコール回収装置、エアーコンプレッサーを併設。

  原料投入:160リットル/1回

  製造量  :140リットル/1回(このうち平均約17リットルを発電機に使用)

  動力源  :ディーゼル発電機(BDFを使用)

  設計施工:アルプス開発技術研究所(南箕輪村)

・全工程に4日かかりますが、工程ごとにタンクが独立しているので連日生産ができます。

お問い合わせ・入会申込み

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特定非営利活動法人
 伊那谷菜の花楽舎
事務所

396-0212

長野県伊那市高遠町長藤8-3

BDF製造施設

399-4601

長野県上伊那郡箕輪町中箕輪10500-162

TEL : 0265‐70‐9608

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